常用型派遣って何ですか?登録型派遣との違いを教えてください。
2021.11.23
愛知県豊橋市に人材派遣会社を営み、工場求人もあ(求人もあ)を運営しています「株式会社サンキョウテクノスタッフ」です。
ブログ形式で「派遣のお仕事情報」や「初めて派遣で働くひと」のお役立ち情報を定期的に配信していきます。
さて、早速、今回のブログのテーマに入りたいと思います。
今回のテーマはズバリ『常用型派遣って何ですか?登録型派遣との違いを教えてください。』ということでお伝えしていきたいと思います。
■「登録型派遣」「常用型派遣」とは?
一口に派遣と言ってもいくつか種類があることをご存知でしょうか。
派遣として働くことを考えている方は、より自分に合った働き方を選択するためにもそれぞれの違いについて知っておくことをおすすめします。
今回は派遣の中でも「登録型派遣」と「常用型派遣」の違いについて説明します。
□登録型派遣
一般的に言われている「派遣」とは、登録型派遣のこと。
登録型派遣は、派遣会社に登録し派遣先が決まり仕事に従事している期間だけ派遣会社と雇用契約が発生する働き方です。
□常用型派遣
常用型派遣とは、派遣会社と長期雇用契約を結び、派遣期間が終了しても派遣会社との雇用契約が継続する働き方です。
登録型派遣とは異なり派遣先の契約に伴い労働契約が終了しないため、安定した雇用形態の1つです。
常用型派遣は、派遣という働き方を活かし派遣会社を通じて様々な企業で働くことができます。
■常用型派遣の実態
厚生労働省が調査した派遣労働者実態(平成29年)によると、派遣社員全体の中で常用型派遣として勤務している方の割合は46.1%。約半数の方が常用型派遣として働いていることが分かります。
(参考資料:厚生労働省 平成 29 年派遣労働者実態調査の概況)
また「派遣労働者として働きたい」労働者のうち、常用雇用型の派遣労働者として働きたい方は80.4%、登録型の派遣労働者として働きたいは 19.6%と常用型派遣を希望する方が圧倒的に多い結果が出ています。
(参考資料:厚生労働省 平成24年派遣労働者実態調査の概況(今後の働き方の希望))
■常用型派遣のメリット
なぜ登録型派遣よりも常用型派遣の方が圧倒的にその働き方を希望する方が多いのでしょうか。その理由は、常用型派遣で得られるメリットに魅力を感じているから。
最後に常用型派遣のメリットをご紹介します。
□派遣の3年ルールが適応されない
登録型派遣の場合、同一企業・同一部署で3年を超えての勤務継続ができません。
もし継続して同じ企業で働き続けたい場合は、直接雇用を希望するか他部署に異動する必要があります。
一方で常用型派遣の場合は、派遣の3年ルールの制約がありません。同じ職場で長く働き続けたい方にとっては嬉しい働き方ですね。
□雇用が安定する
常用型派遣は登録型派遣のように、派遣先との労働契約が終了したとしても登録している派遣会社との契約が継続します。
そのため、登録型派遣と比較しても収入面でも安定が得られます。
また月給制を採用しているケースが多く、祝日や企業が定める休暇によって月収が左右されません。
とはいえ、常用型派遣の中にも正社員採用か契約社員採用かによって都度の更新要件が異なります。
登録型派遣ほど雇用の継続に不安を感じることは少ないかもしれませんが、常用型派遣でも派遣会社との雇用契約によっては必ずしも定年まで雇用が約束されているわけではないことを理解しておきましょう。
□正社員と同じ待遇が受けられる
常用型派遣は正社員同じようにボーナスが支給されたり昇給のチャンスもあります。
登録型派遣にはない待遇が受けられるのも常用型派遣の大きなメリットの1つ。
働くモチベーションにも繋がりそうですね。
今回は常用型派遣と登録型派遣の違いや常用型派遣として働くメリットをご紹介しました。
常用型派遣は派遣の中でも比較的収入が安定している働き方です。
派遣といっても様々な働き方があります。それぞれの仕組みやメリット・デメリットをしっかり理解した上で自分にピッタリの働き方を選択してくださいね。
今回は『常用型派遣って何ですか?登録型派遣との違いを教えてください。』について特集をさせて頂きました。
皆様のお仕事探しのご参考になればうれしい限りです♪
静岡・愛知・兵庫・長野などでの工場・製造のお仕事も工場求人もあ(求人もあ)におまかせ!
お電話でのご相談やお問い合わせも大歓迎です。
その場合は下記のお問い合わせ窓口から、運営企業である「株式会社サンキョウテクノスタッフ」のお近くの営業所までお気軽にお電話ください。